2008/08/12

スカイ・クロラ

 押井守監督の最新作「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」を観てきました。
詳しい考察等はもう皆さん書かれていますので、簡単な感想だけ・・。

 テレビCMで興味を持って今回見に行ったんですが、事前知識が全く無い状態で見た方がより楽しめたのかなぁ、と。

「一見平和に見える世界で、なぜ戦争行為が行われるのか」
「『ショートしての戦争』とはどういう事なのか」
「『生きる』事の意味とは」

 序盤で「スポンサー」の団体が基地の見学(?)に来た場面でおばさんの一人が言っていた「私たちはあなた方を応援しています」の意味が良く分からなくて、他にも「?」と思うような伏線が色々とあったんですが、後半で伏線が明かされてくると、なるほどなぁ、と思いました。

 スタッフロールの後がまた・・・。
押井流の「考えさせる映像造り」なんでしょうね。

以下反転(ネタバレあり)

 結局、「ショーとしての戦争」とは「見せしめ」の事であり、そのためには「越えられない壁(「ティーチャー」の事、か)」と「犠牲者」の存在が不可欠である、と。
でもって、単に「犠牲」になっただけではただの「犬死に」なので、ノウハウを蓄積するために何度も何度も、本人の意思とは無関係に生かされる・・・。
それをはたして「生きる」というのか、そして何度も生と死を繰り返す相手を「愛せる」のか・・・。

 その辺りがテーマなんでしょうね。
だから「あなた方を応援している」、と。
でもそれって、とても残酷な言葉なんですよね・・・。

テーマ:スカイ・クロラ -The Sky Crawlers- - ジャンル : 映画

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