国道260号 錦峠旧道 `08夏編

走行から1ヶ月以上経ってしまいましたが、8月16日に走行した国道260号 錦峠旧道のレポです。
`07年5月の走行(コチラ)からどれくらい変わっているのか、比較のために走ってみました。
・はじめに
今回走行した国道260号 錦峠旧道は、既に管理を放棄されている「廃道」になっている可能性あります。
今回私は該当区間を通過し、帰還できましたが、この記事は錦峠旧道の走行を勧めるものではありません。
錦峠旧道の状況は2008年8月16日現在のものであり、道路状況は常に変動(悪化)していると思われます。
何かあった際にJAF等のロードサービスを呼んだとしても、恐らく来てくれないでしょう(※来てくれたとしても、大型車では物理的に現場に入れないでしょうが・・)。
この記事を見て実際に走りに行き、いかなる人的・物的被害を被られた場合でも、当方は一切責任をもてません。
あらかじめご了承ください。
大幅に線形改良された国道260号の錦トンネル手前からウネウネと分岐する道が錦峠旧道。
今回も西側から突入します。
マシンはVFR。
さて、どうなりますやら・・。
分岐後しばらくは、綺麗な路面で旧道らしさは感じません。
しかしすぐに・・・
Aバリケードによる「警告」があります。
しかし、なんとも中途半端。
林業関係者等の出入りもあるので、仕方ないのかもしれませんが・・。
さらにしばらく走ると、二度目の「警告」が登場。
雰囲気もなんとなく怪しくなってきますが、まだまだどこにでもありそうな風景。
ここまでは、昨年の走行から大きく変わった感じはありませんでした。
直後に分岐が登場。
センターライン付きの方を直進すると、走り易い現道に合流します。
旧道は左です。
パイプで作られたゲートがありますが、やはり中途半端な感じ。
分岐直後、ガラッと雰囲気が変わります。
路面等はまだまだ普通ですが、入り易いためか、去年の走行時には無かったタイヤや大型家電等といったものが、多数不法投棄されていました。
基本的に車が走る事はほとんど無い(はず)ですので、路面は落ち葉とコケが多く、大変滑りやすくなっています。
山肌に沿って道が通っているので、片側(東向きに走ると右側)は常に崖です。
しかし路面(特に崖側)は舗装のヒビ割れが酷く、ガードレールも傾いていて、かなり頼りなさそうに見えます。
たまに(一瞬だけ)このようにまともな道になりますが、惑わされてはダメです。
よく見るとガードレールに三重県名物(?)の「おにぎりステッカー」が貼られており、かつてこの道が東紀州と志摩を結ぶ動脈であった事を、静かに主張しています。
しかしその先には・・・
キタキター!
路面は落ち葉が堆積(当然、表面の落ち葉の下はドロドロ・・)、落石も大量に転がっています。
拡大図。
クルマではちょっと厳しいか・・。
単車ではしっかりライン取りしないと、石に乗り上げてバランスを崩します。
少し走ると路面は大分マシになりました。
しっかし・・・・東紀州と志摩を結ぶ動脈がこの道幅とは・・。
普通の単車同士でもスリリングな離合、両側サイドケース付きのVFRだと、相手が一般的な単車でも離合困難でしょう。
トラックもこんな道を走ったのかな・・?
この道が現役だった頃の苦労が偲ばれます。
2番目のガレガレ区間。
転がっている石の多さ・大きさは、ここがトップwです。
ジメジメした所から日差しの中に出た! と思ったらコレです。
ここの土砂崩れは昨年の走行時から変わっていません。
当然この崩れた土砂と砂利の上を乗り越えていくわけですが、
足付きが悪く、車重も重いVFRではかなり厳しい印象でした。
枯葉の絨毯w。
まあ、ここはまだ浅い方でしょう。
でもそのすぐ先はコレです。
こうなると、クルマだとジムニーとかパジェロミニとかじゃないと無理かな・・。
・・・
・・・・
・・・そろそろ嫌になってきました。
落ち葉と泥の絨毯状態です。
慎重なライン取りをしないと、「スリップ→転倒→ガードレールの隙間から谷に転落」という、最悪なトリプルコンボもありえます(汗)。
・・・どう考えても、「ワールド・ワイド・ハイスピードツアラー」ことVFRが走るべき道じゃないよな〜・・。
谷底(?)の図。
落ちても死にはしないのかもしれませんが、発見されずに結局同じ結果になりそうな気が・・。
さらにその先。
足元はヌルヌルです。
ちょっとスロットル操作がラフだと、即座にホイールスピン!
山側に石が多く、どうしても崖側でラインを取らざるを得ないので、非常に危険。
当日は予定より遅れていましたが、疲れたので安全そうな(?)所で小休止。
気温が高い上にVFRはチンタラ走っていると速攻で水温が上がる(※元が8耐等のレース用エンジンのため)ので、ここまでの区間のほとんどでラジエターファンが回りっぱなしでした。
VFRのラジエターファンは105℃で作動し、98℃まで降下すると停止します。
という事は、常に水温が98℃〜105℃で行ったり来たりしていたわけで・・。
マシンによろしくないのは明白ですww。
道の駅「紀伊長島マンボウ」で仕入れておいたボルビック(フランス仕込みの天然水の事、ね)をラジエターに「散水」しました。
焼け石に水ですが・・。
ちなみに、ここから遠くを見ると、橋梁で谷間を繋いでいる「快適な」現道がよ〜く見えます。
しかし見てしまうと「何やってんだろ・・」とか思ってしまうので、見ませんw!
道の方は相変わらず・・。
元々1.5車線はあったはずですが、現状では1.0車線になってしまっています。
またしても枯葉の絨毯。
しかしこの辺りになると、大分道がマシになってきます。
感覚が麻痺してしまっているのかもしれませんが・・。
「気勢の旅」と題された観光看板。
結構興味深い内容ですが、今となってはその下に散らかっている大量のゴミの方が気になる・・。
ここまで来ると、旧道もあとわずか。
この坂を下ると・・・
三重県道68号と合流し、錦峠旧道は終了。
昨年はパイプバリケードとAバリケードが「連結」されていたために通り抜けできず、ガレガレ区間に引き返して現道経由で現場に舞い戻るという惨事に見舞われましたwwが、今回はバリケードの連結が解除されていたので、助かりました。
神経をすり減らしたので10分位休憩した後・・・
「鍵穴」型トンネルで一部の方々に有名な、棚橋峠旧道へ。
クソ狭く見えますけど、これでもかつては4tトラックが走っていたそうです。
旧道自体は、錦峠旧道と比べれば相当走り易いです。
錦峠旧道ですが、昨年は無かった大量の不法投棄が目立ちました。
また、道自体も昨年と比べると大分荒れていた印象です。
既に小規模ながら土砂崩れが起こっている部分もあり、大雨や地震が起きると相当危険な感じでした。
総じて、酷道としての「賞味期限」が近づいてきているのかなぁ、と。
※くどいですが・・・今回走行した国道260号 錦峠旧道は、既に管理を放棄された「廃道」になっている可能性があります。
今回私は何とか通過できましたが、該当区間の道路状況は2008年8月16日現在のものであり、道路状況は常に変動(悪化)していると思われます。
一つ間違えれば簡単に命を落とす事に繋がりかねませんし、何かあった際にJAF等も助けに来てくれない可能性があります。
この記事は錦峠旧道の走行を勧めるものではありませんし、この記事を見て実際に走りに行き、いかなる人的・物的被害を被られた場合でも、当方は一切責任を持てませんのでご了承ください。
23:45 | 酷道・険道 | COMMENT(2) | TRACKBACK(0) TOP



コメント
こんにちは
No:671 2008/10/08 21:24 | 奈津子 #- URL [ 編集 ]レポごちそうさまでした。
近々逝こうと思っていたので 参考になりました。
棚橋隧道の南島側は走られましたか?
ちなみに 昔 棚橋隧道で、10トン車と鉢合わせし、あわててバックしたことあります。今では考えられないですね。
奈津子さん、どもです〜。
No:673 2008/10/12 00:06 | Udayan #Rn8SuAMU URL [ 編集 ]棚橋隧道を挟んで南東側も走りましたが、かなりまともな道に感じられました(感覚が麻痺しちゃったんでしょうか?)。
しかし、棚橋隧道で10tですか・・・(驚)。
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